【石巻市雄勝町】東日本大震災から6年経って思うこと
今日で東日本大震災から6年も経つなんて月日が経つのは本当に早いなと思う。
私が住む地域は震度6弱だったけど津波もなければ全壊した家もない恵まれた地域だった。
震災から1年経った頃【石巻市】にボランティアとして足を運んでその日から毎年宮城県に行き被災地を訪れるようになった。
今日はそこから学んだことや思うことを書く。
宮城県石巻市雄勝町
私が遊びに行ったりボランティアに行ったりしているのは【石巻市雄勝町】というところ。
震災の影響で人口は震災前の約半分以下の1800人ほどに減少。震災後この町に戻る人はほとんどいなくて町全体の高齢化・過疎化が進んでいる状況下にある。
でも雄勝町は本当に素敵な町だ。
美味しいホヤやホタテ・ウニも獲れて豊かな自然に囲まれている。そして何よりも雄勝町に住む方は温かくて強い。
雄勝町の荒浜海水浴場は驚くほど透き通っていて海岸には『雄勝希望のキャンバス』がある。
もし興味があれば夏に行くことを勧める。
震災から6年経って少し変わった
雄勝町の人口は震災でかなり少なくなったが町からは明るい印象を受ける。雄勝町に現在も残って住んでいる方々は雄勝町を愛しているからだと思う。
1度公民館で集まったときに「雄勝から出ようと思ったことはないんですか?」と聞いたことがある。若い方から高齢の方まで「考えられね。やっぱり雄勝だな」としみじみしていた。
雄勝町の方々の想い
「忘れないでほしい」「遊びに来てほしい」
雄勝に住む方が口を揃えて言うのがこの言葉。
特に遊びに来てほしいと強く言っていた。
雄勝町のみなさんは漁で使う網で復興ミサンガを作ったり、タイヤに荷造りテープを貼って作った復興輪太鼓で海外演奏を行ったり計り知れない努力をされている。
そんな強くたくましく生きる雄勝町のみなさんにぜひお会いしてほしいなと思う。
最後に震災で被災されお亡くなりになられた方心からお悔やみ申し上げます。
雄勝町に興味を持たれた方へ
こちらも合わせてお読みください。
▼雄勝町で被災した中学生による復興輪太鼓
「雄勝スタイル」のキャリア教育を目指して/佐藤淳一氏 - みんなの教育/河合塾
▼復興ミサンガ(現在完売)
▼雄勝町での暮らしを体験できる施設
雄勝に行くならぜひここを訪れてほしいなと思います(私も2015年7月に行きました)
▼『雄勝希望のキャンバス』について
【2016.03.11 祈りと共に】