はなまるこみち

双極性障害のわたしがゆるく生きる日々を綴ります。ガジュマルを育てています🌱

大学生向け!悩んだときに頼ってほしい5つの制度を紹介します

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こんにちは、はなまるぱんです。
新年一発目は大学生に向けて書いていきます!

この記事を見つけてくれたあなたは大学生でしょうか?何年生ですか?入学したばかり?学部は?学科は?どこの大学に通っていますか?興味は尽きないのですが本題に入ります。

 双極性障害の発症年齢は20代前半といわれていて、大学生のときに発症する人も多いのかなと思います。実は私も大学4年の秋(2014年9月頃)に発症しています。もしかしたらあなたも自分の不安定な状態に悩まされてはいませんか?

悩むことは全然悪いことではありません。
でもずーっと悩みを抱え込むのはとてもつらいはず。だからこの記事では悩みを少しラクにする方法を紹介していきますね。

 

まずはここに行こう

学生相談室

大学生のあなたに最初に行ってほしいところは学生相談室です。

おそらく多くの大学に設置されていて、臨床心理士や心理カウンセラーに相談できます。その大学に通う大学生や大学院生はもちろん、通信教育を受けている学生も相談OK。さらに友人と一緒に相談もできるので、もし大切なお友達がつらそうなときは一緒に相談に行くこともできます。また保護者の方でも、学生に関する相談であれば相談室を利用できますのでお悩みの方はぜひご検討ください。

学生相談室で話した内容は秘密となりますので安心して相談できると思います。ただし命にかかわる相談事の場合は医療機関と提携するケースもあります。

【相談可能日は月~金】

  • 心理カウンセラー、臨床心理士が在籍
    (基本的に男女どちらもいる)
  • 1回の相談時間は約1時間
    (私の大学では50分でした)
  • 精神科医とも連携を取れている
  • 予約は必要な大学が多い

大学によっては個別相談だけでなく、グループワークを取り入れていたり本の貸し出しをしていたりします。

 

利用してみてどうだった?

私は女性の臨床心理士の方を希望しました。60代くらいの女性で穏やかな印象でした。相談中はほとんど私が話していて、心理士さんはうなずいて聞いてくれているような感じでした。利用したのは2014年10月だったので、1度目のうつ状態がひどくなってきた頃です。ちなみにこんな悩みを相談していました。

最近どうしてもテンションが上がらない。友達との予定も全然入れたくない。バイトもやる気がでない。なぜだかすごくイライラする。人のため息が気になって仕方がない。頭も体も重い。

カウンセリングは1回だけでは足りず、1週間後に2回目を予約しました。心理士さんは2回のカウンセリングで「その症状はうつっぽいかな」と的確に言い当てていました。

しかしこの頃の私は「うつ」を認めていないころ。自分がうつになるなんてありえないと思っていました。3回目のカウンセリングも予約しましたが、11月から全く大学に行けなくなりカウンセリングも2回で終わりました。

大学に通えなくなると相談できないのが残念ですが、通えているのであれば学生相談室がオススメです!無料で臨床心理士やカウンセラーに相談できる機会は本当に貴重です。何回利用してもOKなので継続利用を勧めます。

 

大学に行くのがつらいあなたへ

きっとこの悩みを抱えている大学生はとても多いのではないでしょうか?

でも大丈夫です。大学に行けなくても使えるサポートは4つあります。これから紹介するものはすべて電話対応またはメール対応なので、どこかに行く必要も顔を見て話す必要もありません。直接話すよりも本音で話すことができると思います。

 

学生生活無料健康相談テレホン

もし大学生協学生総合共済に加入しているならこれを使わない手はありません。

学生生活無料健康相談テレホンは、学生総合共済の特徴の一つであり、多くの学生・保護者・先生方にご支持いただいています。学生・保護者の皆さんより、深刻なものから急ぎのものまで、たくさんのご相談をいただいております。私たちは、大学生協の共済にご加入いただいた学生と保護者の皆さまの、こころとからだの相談を24時間365日受け止めております。日本国内からは携帯電話からもご利用いただけます。
こころの相談では、不安・抑うつ等の精神症状や不眠・疲労・倦怠・脱力感等の身体症状を訴えるケースが多く見られます。深刻なメンタル相談の場合、電話の相談では限界があるため大学の学生相談室や心療内科へ行くことを薦めるようにしています。 

学生生活無料健康相談テレホン|大学生協の学生総合共済

大学生対象で24時間繋がるようになっているのでとてもオススメです。私もこれを使いましたがこれから紹介する2つの電話よりも繋がりやすかったです。

 

こころの健康相談統一ダイヤル

(0570-064-556)※ナビダイヤル

都道府県・政令指定都市が実施している「心の健康電話相談」等の公的な電話相談事業に全国共通の電話番号を設定することにより、全国どこからでも共通の電話番号に電話すれば、電話をかけた所在地の公的な相談機関に接続されます。

こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556) |厚生労働省

平成20年度から運用されていますが24時間繋がる都道府県はまだ少ないです。お休みの日もあるため、より確実に繋がってほしいのであれば「いのちの電話」が良いです。

 

いのちの電話

(0570-783-556)※ナビダイヤル

もうどうしようもなく生きていくのも辛くなってしまったら「いのちの電話」にかけてみてください。ナビダイヤルでかけるよりもお住まいの都道府県のいのちの電話に直接かけた方が繋がりやすいです。24時間対応している都道府県が多いので安心できます。

毎月10日午前8時から翌日午前8時までフリーダイヤル(無料)の電話相談を受け付けています。

いのちの電話の相談方法|一般社団法人日本いのちの電話連盟

全国のいのちの電話に関しては以下ご確認ください。

www.inochinodenwa.org

 

いのちの電話インターネット相談

いのちの電話」にはメールで相談する方法もあります。悩みを1000文字以内でまとめるのは大変かもしれませんが、こんな方法もあると知っておいてもらえたらと思います。

いのちの電話 インターネット相談

 

1人で悩まないで

これを読んでくれたあなたはきっととても不安だと思います。2年前大学生だった私もそうでした。1人で学生相談室に行ったり、いのちの電話に電話したり、パニックで家から1時間も離れた心療内科に行ったこともあります。

1人で悩むのは本当につらいです。でももう抱え込まなくていいんです。不安な方はここで挙げたような制度やサービスを使ってみてください。少しは心がラクになるはずです。

あなたの心が安らぎますように祈っています。

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【コーヒーの木:共に休みましょう】