はなまるこみち

双極性障害のわたしがゆるく生きる日々を綴ります。ガジュマルを育てています🌱

精神疾患は何科に行けばいいの?8科受診して分かったこと

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精神疾患メンタルクリニックや精神病院などで治療するのが最適です。最近では薬を使わない栄養療法の新宿溝口クリニックもあるんですね。気になる…!

本題に戻すと私のように病院に行き過ぎて疲れないことをおすすめします (ただでさえエネルギーが足りないので倒れそうでした)

でも精神疾患と言っても体の症状の方が多いんですよね。私は最終的な診断を受けるまでに8科行きました。双極性障害の波を把握するためにその経緯を書いて残しておきます。

 

2014年

◆8月胃腸科

症状:下痢・胃もたれ・食欲不振・激やせ

毎年夏は5キロ減量
処方された胃薬を飲んでも改善せず

 

◆9月心療内科

症状:頭のパンク・パニック・不安・下痢など

バナナを一口食べるだけで精一杯
心がザワザワして回復不能だったため心療内科に行くことを決めて日曜日もやっている地元から離れたクリニックへ
SSRIと睡眠剤をもらうが怖くて飲めず


◆10月漢方科

症状:パニック・不安・ドキドキ感・下痢など

精神系の薬を飲むとさらに不安が増しそうだったため漢方での治療を試みる
手相占い好きの先生で『あなたは引っ込み思案で音楽が好きですね』と診断される

そっちの診断が欲しいんじゃないよ…切実

 

11月はとうとう大学に行けなくなり、家で寝たきり生活を送りました。休学と内定辞退を覚悟した次の日に友達からの連絡があって、やっぱり卒業したいと思うように。12月からは病名を見つけるために少し頑張ります。

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◆12月
・内科

症状:無気力・不安

この頃は9月に比べてだいぶ落ち着いていた
甲状腺機能が低下したのかもしれないと考え、内科で甲状腺の血液検査をした
甲状腺に異常あり

 

甲状腺内科

電車で3時間かかる有名な病院に行った
早く病名を知りたくて仕方なかった
精密検査を受けると異常なし
嘘だろとフラつきそうだった…笑

 

◆1月産婦人科

症状:だるさ・無気力

そういえば生理が来ていないと気付いて最後の神頼みで産婦人科
月経困難症と卵巣機能低下症と診断される
この病名を診断書に書いて大学に提出して卒業
私はこの時精神疾患だとは微塵も思っていない

 

2015年

3月大学卒業
4月生命保険会社入社


◆8月
・胃腸科

症状:下痢・胃もたれ・食欲低下

去年と同じ症状が再び現る
あまりにも胃が痛かったので胃腸科に行く
去年と同じで胃薬を飲んでも回復せず
また女性ホルモンのバランスが崩れたのかと思って産婦人科に行くことにする

 

産婦人科

症状:下痢・無気力・食欲低下・消えたさ

去年と大きく違ったのは消えたさである
この世からもういなくなってもいいという気持ちが生まれて消えなかったのだ
原因を突き止めようと血液検査をする

血液検査でホルモン値がグッと下がっていることがわかり、ここでは治療できないと総合病院の内分泌代謝科を勧められて受診

 

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◆9月
・内分泌代謝科

症状 :下痢・無気力・食欲低下・消えたさ

再び血液検査(もう貧血になりそうだ)
人生初のMRIにも挑戦したがMRIはうつが悪化しそうなほどきつかった

血液検査の結果カラダの機能そのものには異常はなかったようで心療内科を勧められてメンタルクリニック


メンタルクリニック心療内科

症状:食欲低下・消えたさ・表情が消える

この頃の症状が一番ひどかった
ビルやベルトを見るとあのことしか思い浮かばないしご飯も食べられなくなった
うつ状態はとても怖かった
このメンタルクリニックには2016年の6月までお世話になる

 

2016年

4月生命保険会社退社
5月私立高校での勤務スタート
6月メンタルクリニックへの通院終了
  (ここで治ったはずだった)

 

◆8月胃腸科

症状:下痢・胃もたれ・食欲低下

3回目も全く同じ症状が出た
2度目のうつ状態のときよりも胃痛が激しかったので人生初の胃カメラに挑戦
あまりにも痛くて自分でカメラを引っこ抜いたらかなり怒られた(痛みに敏感な人はわざわざやるものじゃない)
結局検査せずに終わった…笑

 

◆9月
メンタルクリニック心療内科

症状:下痢・胃もたれ・視線恐怖など

6月までお世話になったクリニックへ
消えたさまでは行かずに症状を食い止められた

前の医師とは相性が合わなかったので女性医師に変えてもらい受診するが、相性が合わず強めの抗うつ剤をもらって躁転
転院することを決意する(詳しくは精神病院に転院した6つの理由をご覧下さい)


・精神病院(精神科)

症状:下痢・胃もたれ・不安など

紹介状は書いてもらわずに勝手に転院
自分の精神状態にちゃんと向き合おうと決意して精神科に決めた

この記事(【医師監修】どちらにすべき?精神科と心療内科の違いと正しい受診方法 | ヘルスケア大学)を読んで精神科は心の症状を治療してくれるところだと知ったのも大きい
ワードでまとめたファイルを持って母と受診

気分安定剤を飲んで症状が回復してくる
やっと【双極性障害】という病名がつく

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私なりのまとめ

精神疾患かな」と思ったら総合内科や婦人科で検査をして、異常が見つからなければ心療内科や精神科に行くことを勧めます。

そのほか私が分かったことが5個あります。

  • うつ状態に入る前には胃に異変がある
  • うつ状態と言っても精神症状は少ない
  • 躁状態は残念だけど気づけない
    (軽躁状態のときは通院をやめていた)
  • 私が精神疾患だと納得するにはたくさんの検査を受ける必要があった
  • 病識をつけることが大切

精神疾患だと納得するまでの道のりは正直ヘトヘトでした。どうしても認めたくなかった私は検査ばっかりしていました。でもなかなか認めたくないんですよ、これが。

精神疾患なら心療内科や精神科で早く治療した方がいいと聞きますが、精神疾患でカラダに異変が起こるなんて知りませんでした。

「私は精神疾患だ」とすんなりと認めて精神医療を受けるのもちょっとなぁ…。しかも精神系の薬を飲み始めるには勇気も要ります。
あゝやっぱり精神疾患って難しいですね。

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